これまで2回にわたり、食事だけでは栄養が不足しがちな理由と、マルチビタミンから整えることの大切さについてご紹介してきました。最終回となる今回は、「摂った栄養がきちんと体に吸収されているか」という、見落とされがちな視点についてお伝えします。
どれだけ良いものを摂っても、吸収されなければ意味がない
どんなに質の良い食事やサプリメントを摂っていても、それを体がうまく吸収・活用できなければ、十分な効果を実感しにくくなります。栄養を考えるときは「何を摂るか」だけでなく、「摂ったものをきちんと使える体かどうか」という視点も欠かせません。
自律神経が消化吸収を左右する
胃腸の働きは、自律神経によってコントロールされています。自律神経には、活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経があり、消化液の分泌や腸の動きは主に副交感神経が優位なときに活発になります。
緊張状態や忙しい日々が続き、交感神経が優位なままになっていると、消化・吸収に回るはずのエネルギーや血流が不足し、せっかく摂った栄養素を十分に吸収できないことがあります。「食べているのに元気が出ない」という感覚の裏には、こうした自律神経の乱れが関係している場合があります。
腸内環境の乱れも吸収を妨げる
栄養素は、主に小腸の表面にある「腸絨毛」と呼ばれる無数の突起から吸収されます。腸内環境が乱れていると、この腸絨毛の働きが低下し、同じものを食べても吸収効率が下がってしまうことがあります。
つまり、「何を摂るか」だけでなく、「摂ったものを吸収できる腸内環境が整っているか」も、栄養を考えるうえで欠かせない要素なのです。

こんなサインに心当たりはありませんか
自律神経や腸内環境の乱れは、自分では気づきにくいものです。次のようなサインに心当たりがある方は、栄養の吸収がうまくいっていない可能性があります。
- 手足が冷えやすく、湯船に浸かってもなかなか温まらない
- しっかり食べているはずなのに、疲れが抜けにくい
- お腹の張りや便通の乱れが続いている
- 寝つきが悪く、眠りが浅い
これらは体質だからと片付けられがちですが、自律神経や腸内環境を整えることで、変化を感じられる場合があります。
鍼灸マッサージで整えるという選択肢
当店では、鍼灸マッサージによって自律神経のバランスを整え、胃腸が本来の働きを取り戻せるようサポートしています。首や肩、背中の緊張をゆるめることで、交感神経に偏りがちな自律神経のバランスを整え、消化・吸収に適した体の状態へと近づけていきます。
栄養面のアドバイスと合わせて、「摂る」だけでなく「活かせる体をつくる」というアプローチを大切にしているのは、こうした理由からです。
まとめ ― 栄養は「量」「摂り方」「吸収できる体」の3つが揃って意味を持つ
3回にわたってご紹介してきたように、栄養は、摂る量・摂り方・そして吸収できる体の状態、この3つが揃って初めて意味を持ちます。なってから対処するのではなく、日々の生活の中で少しずつ整えていくこと。それが将来の健康的な体づくりにつながります。
まずはご自身の食生活と体の状態を見直すことから、始めてみませんか。当店では、鍼灸マッサージによる体のケアと合わせて、栄養についてのご相談も承っております。三軒茶屋にお越しの際は、ぜひ一度ご相談ください。
※本記事は一般的な栄養に関する情報提供を目的としており、特定の疾患の治療・予防を保証するものではありません。持病のある方や体調に不安がある方は、医師にご相談ください。
【店舗情報】
TOTOYORI 鍼灸マッサージ 三軒茶屋
- アクセス:三軒茶屋駅 徒歩1分
- ご予約方法:LINEよりお願いします



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